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いろいろな工具を紹介します。 当店の工具をご覧いただくことで、時計への 興味をさらに深めてもらえれば幸いです。
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・ピンセット ヒゲゼンマイ用ピンセット(一番左)、かつて父が修理をしているところ、ご来店された脳神経外科の医師がこのピンセットを見て、「これはいい」と大量に注文を受けたそうです。現在は医療器具も進化してるでしょうが、時計用ピンセットがいかに細かいものを扱うのに優れていたかを物語るエピソードですね。
一番右のピンセットは、私の自慢の工夫でして写真ではわかりづらいですが、先をわざとナナメに加工してあります。これは受石に注油するとき安定してつかめ、なおかつ注油しやすいよう角度をつけたものです。ただ受石の注油のみに使うため作りました。これで受石を誤って飛ばしてしまうなんてことは100%ありえないです。
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・ふせビン(中は自動洗浄機用のカゴ) 修理作業を何らかの理由で中断したり、他の作業をする場合はケーシング前の機械にホコリがつかないようふせビンをかぶせます。 時計にとってキズミでやっと見える程の糸くずも、髪の毛と同等かそれよりも細い歯車のホゾ(軸)などにからまれば致命傷となりますので、細心の注意を払います。
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・全舞巻込器 ゼンマイを香箱に納める際、手ではどうしてもゼンマイにひずみが生じスリップがうまく作動せず、時間が異常に進む振り当たりといわれる現象が起こったりしますので、これがあればスムーズにゼンマイを納めることができます。
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・オイラー(自作) 注油するときに使います。先端はスチール棒、焼きを戻して加工し、焼入れ、焼きなましをして作ります。柄の部分は丸い割り箸にストローをかぶせてあります。これは万一床に落ちても非常に軽いので大事な先端が折れないようにとの工夫です。
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・ワンピースケースオープナー セイコーロードマーベルなどワンピース構造のケースの風防ガラスをこのオープナーでしぼり、はずすことができます。
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・ホゾ矯正器 天真のホゾ曲がりを修正するときに使います。しかし矯正できるのはキズミで見てもわからないくらいの曲がりで、目に見えてわかるほどの曲がりは天真交換が望ましいです。
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・ポンス台 天真の入れ替えや穴石交換などに使います。
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・振れ見器 天真を入れ替えたときは必ずこの振れ見器でチェックしなければなりません。テンワの縦振れ・横振れを10倍20倍のキズミを用いて精密に検出し、その振れを取る工具です。
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・片重見器 極端な姿勢差があるときは片重りがある可能性が大きく、歩度にかなり影響しますがこれで検出できます。
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・テンワ削り器 テンワに片重りが見つかった場合、これで少しづつテンワを削って修正します。チラネジがある場合はチラネジの方を削って修正します。
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